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慢性じんましんの原因と治療について教えてください。 38歳女性(2006年9月17日掲載)
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じんましんのうち約1ヶ月以内に消失するものを急性じんましん、それ以上の期間繰り返すものを慢性じんましんといいます。じんましんの原因はいろいろあり、食物、食品添加物、薬剤、花粉、生物などあらゆる物質が原因になりえます。これらは多くの場合急性じんましんでみられることが多いですが、感染症によって誘発されることがあります。慢性じんましんでは寒冷や温熱刺激によるじんましん、日光じんましん、機械的刺激による人工じんましん、運動や興奮によって生じるコリン性じんましんなど特殊なタイプもありますが、原因が全く不明の場合が多いです。慢性じんましんの治療としては抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬を単独または数種類で長期間内服します。原因の明らかでない慢性じんましんでも数ヵ月間の治療で多くの場合改善がみられますが、ときには年余にわたり服用することがあります。治りにくい場合は飲酒、温熱、ストレスを避けることも必要です。
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20歳代より前頭部生え際の脱毛と後退があり男性型脱毛症といわれました。最近、治療薬として内服薬が出たと聞いていますが、どんな薬ですか。 43歳男性(2006年3月掲載)
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男性型脱毛症は思春期以降の男性に多い脱毛症で、前頭部、頭頂部を中心に一定のパターンで進行することを特徴とし、硬い毛髪が弱々しい毛に変化していきます。男性型脱毛症において男性ホルモン感受性の調節に5α-還元酵素2型が重要な働きをしていることが明らかで、その酵素を特異的に阻害するフィナステリド(商品名:プロペシア)が、男性型脱毛症に有効であり、2005年12月より本邦において男性型脱毛症用薬として使用可能になりました。男性型脱毛症は進行性であるため抜け毛の進行を遅くし、現状を維持することができれば治療効果があったと判定されます。抜け毛が減ったかどうかを目安に通常6ヶ月の服用を続けて判定します。プロペシアは5年間服用後、90%の患者で抜け毛の進行を抑える効果や改善効果が認められています。脱毛には多くの要因があるためこの薬剤に対して効果を過大視してはいけませんが、従来にない作用をもった画期的な薬剤であることは注目に値します。詳しくは医師に確認するか、またはホームページhttp://aga-news.jpを参照してください。なお、頭皮につけるタイプの育毛剤と併用することはできますが、女性が服用することはできません。
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尋常性白斑と診断され塗り薬で治療していますが、半年たっても変わりません。このまま治らないのでしょうか。 (2005年9月掲載)
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尋常性白斑は境界明瞭な白色の斑(白斑)を特徴とする後天性色素脱失症で、皮膚の色素細胞が減少、もしくは消失した結果生じます。治療は色素を再生させるため、通常は外用ステロイド療法が行われます。白斑が限局したタイプではステロイド外用が第1選択として使われます。古くから紫外線療法が尋常性白斑に効果的であることは知られていて、とくに広範囲に白斑がみられるタイプでは有効です。従来からUVB療法、PUVA(プーバ)療法と呼ばれる紫外線療法がよく行われていますが、新しく出現したナローバンドUVB療法が最も効果的で、最近注目されています。ほかには、近年ビタミンD3外用が尋常性白斑に有効であることが報告されています。白斑の分布の仕方によっては表皮移植が著効を示します。尋常性白斑は難治であることが少なくありませんが、主治医とよく相談して根気よく治療を続ければ半数以上に有効な治療を行うことができます。
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