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2017年6月

日焼け止めに記載の「 SPF 」「 PA 」の意味、ご存知ですか?

こんにちは、とりい皮膚科クリニックですwink
 
今日は、毎日紫外線からお肌を守ってくれている日焼け止めについて。
パッケージなどによく記載されている、「SPF」「PA」などの文字や数字、
皆様、あの意味ってご存知でしょうか?
 
 
まず、「SPF」ですが、これはサン・プロテクション・ファクター(Sun Protection Factor)の略で、
紫外線 B 波( UVB )をカットする力を示しています。
 
これは、何も付けていない素肌と比べて、日焼けが始まるまでの時間を何倍に伸ばすことが出来るかという目安です。
間違えやすいのは、日差しの強さに対抗できる値ではないという事。
日差しが強いから、SPF値の高いものを使おう・・・は間違いですsweat01
あくまで目安は太陽の光を浴びる「時間」です。
ですから、日差しの強弱ではなく、塗ってからの時間を目安に日焼け止めを塗り直すようにしましょう。

現在の日本では、SPFの上限は50+となっています。
測定方法に限界があるため50以上の数値は信用性が低いと言うことで上限が設定されました。

 

次に、「PA」ですが、プロテクション・グレイド・オブ・UVA(Protection Grade of UVA)の略で、
紫外線 A 波( UVA )の防止効果を表すものです。

SPFが肌が赤くなる原因を防ぐのに対して、PAは皮膚の黒化が起こる原因を防ぎます。
強い方から++++、+++、++、+の4段階です。
日常的な買い物程度ならPA++ぐらいで大丈夫です。




「SPF」と「PA」、正しく理解していただけましたでしょうか?
最後に、日焼け止めをご使用になる際の注意点として・・・

SPFやPAの高い日焼け止めは、紫外線に対する効果は大きい反面、肌への負担も大きくなります。
日焼けを気にし過ぎて、お肌がボロボロになっては本末転倒です・・・。

SPFやPAの高い日焼け止めは海水浴や屋外でスポーツをする場合だけに使用し、
日常生活であまり日に当たらない場合には、SPFやPAの数値の低い日焼け止めを使うなど、
日焼け止めを使い分けて、上手に紫外線対策をしてくださいsign03

 

とりい皮膚科クリニックでも、数種類の日焼け止めをお取り扱いしております。
効果と安全性がしっかり検証・確立されている商品だけを厳選し、ご提案させていただいておりますので、
敏感肌の方や、市販の日焼け止めが合わないとお悩みの方もお気軽にご相談下さいねwink
 

うぶ毛の脱毛について

こんにちは、とりい皮膚科クリニックですwink
 
脱毛も一般的になっている近年、脇・手足以外に、顔や背中など、
産毛の部位も脱毛される方が多くなって来ています。
今日はそんな産毛の脱毛についてのお話です。
 
脱毛をされている方は既にご存知かもしれませんが、
従来のフラッシュ脱毛やレーザー脱毛などの場合、ワキなどの太い毛は効果が出やすく、
顔や背中などの産毛は効果が出にくいと言われています。
 
これは、従来の脱毛機器はメラニン(黒い毛)をターゲットとしているため、
太く黒い毛には良く反応し、逆に産毛など細い毛には反応しにくいという特徴があるからです。
 
従来の脱毛機器で全身脱毛などをされている場合、腕足脇などの太い目立つ毛は綺麗に無くなったのに、
ひょろひょろの産毛がいつまでも無くならない・・・というお悩みをしばしば耳にします。
 
そんなお悩みを抱えている方に是非オススメしたいのが、とりい皮膚科クリニックでも採用している「蓄熱脱毛」です。
 
蓄熱脱毛は、メラニン(黒い毛)をターゲットとしている従来の脱毛機器と違い、
毛包をターゲットにして蓄熱し脱毛するため、産毛などの細い毛にも充分な効果が期待できます。
しかも、一点へ集中するピーク時の出力も低く広範囲に弱いエネルギーで徐々に毛包を破壊する為、
痛みも大きく抑えられます。
 
今までの脱毛で満足出来なかったお客様にも、きっと満足していただけると思います。
だんだん薄着になってくるこの季節、背中などにも気を抜けないですね。
綺麗な素肌で思い切りオシャレを楽しみましょうsign03