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2018年4月

春は紫外線量が一年の内で最も多い季節です‼︎

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こんにちは。とりい皮膚科クリニックですwink
春のぽかぽか陽気、気持ちがいい日が続いていますが、紫外線対策はしっかりされていますか?
 
春は紫外線量が一年のうちで最も多くなる季節です。
4月5月の紫外線量は7月8月よりも多いのをご存知でしょうか?
 
地表に降り注ぐ紫外線の量は、太陽光線が地面にあたる角度と雲の多さで決まります。
夏は暑いので一番紫外線量が多いと思ってらっしゃる方も多いのですが、
紫外線の量と気温は全く無関係です。
その証拠に、一年中寒い北極南極はとても紫外線量が多い場所なんですよ。
 
日本では6月が最も太陽が地表にまっすぐ(90度に近く)なるのですが、
6月は梅雨のため曇りの日が多く、雲が太陽をさえぎるので、
紫外線量は5月、7月よりは少なくなっています。
 
これからの季節、屋外レジャーに出かける機会も多くなりますが、春の紫外線は要注意ですsweat01
紫外線対策をしっかりしてお出かけ下さいねnote
 

「炎症後色素沈着」について

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こんにちは、とりい皮膚科クリニックですwink
今日は、シミ取りレーザー治療の際にも起こることのある
「炎症後色素沈着」についてです。
 
炎症後色素沈着という言葉を初めて聞く方もいらっしゃるかもしれませんが、
簡単に言うと、炎症が起きた後に残るシミです。
 
ニキビや虫刺され、傷や火傷の跡などが茶色くなったりしますよね?
それが「炎症後色素沈着」です。
 
誰にでも起こりますが、特に私達日本人のような黄色人種の肌は、
黒メラニンが多いため、外的な刺激を受けた部位が茶色くくすみやすいと言われています。
 
この外的な刺激の中に「シミ取りレーザー治療」も当てはまります。
レーザー治療を施術される方にはカウンセリングの際に
炎症後色素沈着について詳しくご説明するのはこの為です。
 
 
さて、シミ取りレーザー治療後、かさぶたが剥がれ落ちた後に炎症後色素沈着が起こってしまい
皮膚が茶色くなってしまった場合ですが、ほとんどの場合、6ヶ月程以内には自然に消えると言われています。
 
もし、シミ取りレーザー治療後に炎症後色素沈着が起こってしまっても、焦らず経過を見てください。
その際は、余計な摩擦を加えたり、傷をつけたりしないようにしてくださいね。
もちろん、紫外線対策もお忘れなくsign03