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2018年7月

メラニンが生成されるまでの時間、ご存知ですか?

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こんにちは。とりい皮膚科クリニックですwink
 
シミの原因であるメラニン。
人は紫外線に当たると、ダメージからお肌を守ろうと、
メラノサイト(メラニンを生成する色素細胞)が活性化し、メラニンを作り出します。
沢山の紫外線を浴び続けると、その分沢山メラニンが生成され、お肌に蓄積されます。
 
このメラニンはターンオーバーにより少しずつ排出されますが、
生成されたメラニンの量が排出される量を上回ると、お肌にそのまま蓄積されシミとなってしまうのです。
 
 
では、どのくらいの時間で体内にメラニンが生成されるのかご存知ですか?
 
紫外線を浴びた瞬間から、メラニンの生成が始まりますが、実際に体内にメラニンが生成されるのはもう少し後です。
 
個人差はありますが、刺激(紫外線)を浴びてからメラニンが生成されるまでには、
12~24時間ほど時間がかかり、その後72時間程度までメラニンの生成は続くと言われています。
 
 
と言う事は、もし紫外線を浴びてしまった場合でも、メラニンの生成を抑える成分を積極的に補給する事で、
体内に排出されるメラニンの量を少しでも抑える事は可能だという事です。
 
実際に、予期せず紫外線を沢山浴びてしまい、駆け込まれるお客様もいらっしゃいますsweat01
 
日焼けによるアフターケアには、当クリニックでは「イオン導入」や「エレクトロポーション ケアシス」を
おすすめしています。
有効成分を皮膚内に効果的に導入できますので日焼け後のお肌をしっかりケアできますnote
 
予期せず日焼けしてしまった場合でも、その後のケアで随分変わってきますよsign03

紫外線に対する肌の強さで焼け方は変わってきます。

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こんにちは。とりい皮膚科クリニックですwink
 
今年の夏は本当に暑いですね・・・。
日差しが強くて、日焼け止めを塗っていても日なたに出るのを躊躇してしまいます。
紫外線対策をしていても、日焼けを完全に防ぐのは難しいですね。
 
日焼けしてしまった場合、焼け方には個人によって何種類かタイプがあります。
紫外線に対する肌の強さで焼け方は変わってきます。
日本人に多いのは以下の3タイプだと思います。
 
■すぐに赤くなり、黒くならないタイプ。
■赤くなって、しだいに黒くなるタイプ。
■赤くならず、すぐに黒くなるタイプ。
 
 
上の3タイプの内、特に日焼けに注意していただきたいのは、
「すぐに赤くなり、黒くならないタイプ」です。
 
このタイプは、紫外線に対して弱い肌で、日焼けしてシミになってしまう危険が
3タイプの内最も高いです。
色白の人に多いと言われ、紫外線ダメージによる影響(シミ、シワ)を
とても受けやすいですので、日焼けには特にご注意ください。