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2018年8月

シミにはいつくか種類があり、治療内容も変わってきます。 

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こんにちは、とりい皮膚科クリニックですwink
 
沢山の方に施術いただいているシミ取りレーザー治療ですが、
シミと一言に言ってもいつくか種類があり、治療法も変わってきます。
 
シミには、最も多い紫外線による一般的なシミ(老人性色素斑)をはじめ、
左右対称にモヤッと広がるシミ(肝斑かんぱん)や雀卵斑(そばかす)など、
いくつか種類がございます。
 
 
レーザー治療に使用する機器にも種類があり、放出できる光の種類(波長)も違います。
又、レーザーを照射する時間のことを「パルス幅」といい、パルス幅が短いと
レーザーが深く狭く作用し、パルス幅が長いと広く浅く作用します。
 
シミ取りレーザー治療には、レーザーの波長とパルス幅を適切に照射しないと、
期待する効果は得られませんsweat01
例えば、肌の深い部分にあるシミに表皮までしか届かないレーザーを照射しても、
シミは改善されないのですsweat02
 
消したいシミがどの種類で、皮膚の表皮、真皮、皮下組織のどの部分にあるのかを
適切に判断する事がとても重要です。
 
シミ取りレーザー治療は必ず信頼できるところで施術し、
カウンセリング時もしっかり納得いくまで何でも質問しましょう。
 
 
とりい皮膚科クリニックは皮膚科併設で安心感バツグンですnote
カウンセリングもしっかり時間をとって、お一人お一人のお肌の状態を
見させていただきます。
 
シミ取りレーザー治療をご検討中の方で、どこで施術されるか迷ってらっしゃる方は
是非一度カウンセリングに起こしくださいねsign03
 
 
 

日焼け止めに含まれている「紫外線吸収剤」について 

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こんにちは!とりい皮膚科クリニックですwink
 
シミやシワの原因となる紫外線を防いでくれる、重要アイテム日焼け止め。
ですが、日焼け止めによる肌荒れに悩む方も少なからずいらっしゃいます。
 
肌荒れを起こす原因の多くは、日焼け止めに含まれている「紫外線吸収剤」です。
 
紫外線吸収剤は、肌の上で紫外線を吸収し、化学反応によって紫外線を別のエネルギーに変えて
体外に放出させ、肌内部への紫外線の侵入を防ぎます。
 
紫外線防止効果が高く、無色透明で伸びも良いので、紫外線吸収剤を含んだ日焼け止めが
一般市場で多く販売されています。
 
ただ、デメリットとして、肌の上で常に化学反応を起こしているので、
肌への負担が大きく、肌荒れを起こす原因となる場合があります。
 
紫外線吸収剤の入っている日焼け止めで、肌荒れを起こしてしまう方は、
紫外線吸収剤が入っていない「ノンケミカル」の日焼け止めを使用する事をお勧めします。
 
 
日本国内で化粧品によく使われる紫外線吸収剤は以下の3種類で、
紫外線吸収剤配合アイテムの約75%にこれらが配合されています。
 
4-tert-ブチル-4'-メトキシジベンゾイルメタン
(表示名称:t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン)
 
パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル
(表示名称:メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)
 
2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン
(表示名称:オキシベンゾン-3)
 
 
パッケージの裏の成分表示で、紫外線吸収剤の有無を確認できますので、
日焼け止めを使うと肌荒れを起こしてしまう方は、確認して購入するようにしてくださいねsign03