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2021年4月

レーザー脱毛後にお肌がかゆくなるのは乾燥が原因かもしれません。

こんにちは。とりい皮膚科クリニックです。
薄着の季節が近づいてきましたね。
ムダ毛のお手入れはもうされていますか?
 
レーザー脱毛をされている方から、施術後のかゆみについてご相談いただく事があります。
その場合、まずはすぐにお肌の状態を見せていただきます。
当クリニックは皮膚科併設ですので、施術後、お肌の状態でご心配がある場合はすぐに対応が可能です。
レーザー脱毛後にお肌がかゆくなる主な原因は、乾燥の場合がほとんどです。
 
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レーザー脱毛後はお肌が乾燥します。

医療レーザー脱毛は、毛のメラニンに反応して脱毛します。
そのときに発生した熱によって肌が乾燥しやすくなるのです。
 
医療レーザー脱毛はエステサロンではできない高出力でのレーザー脱毛が可能です。
脱毛効果が高い分、高出力の熱による乾燥も起こりやすいです。
保湿が足りないと、お肌の乾燥が進み、粉吹きやかゆみが出てしまいます。
 
当クリニックでは、レーザー脱毛をはじめる方には最初必ず保湿剤を購入いただいておりますが、
これは、レーザー脱毛後はどうしてもお肌が乾燥してしまうからです。
 

当クリックの脱毛器「ライトシェアデザイア」について

当クリニックの医療レーザー脱毛器は日本ルミナス社の「ライトシェアデザイア」を使用しています。
 
レーザーにもいろいろな種類がありますが、「ライトシェアデザイア」はダイオードレーザーです。
ダイオードレーザーは日本人の肌質、毛質に最も適した波長のレーザーで、高い脱毛効果が期待できます。
 
レーザーの照射口には冷却機能が搭載されています。
また、皮膚の吸引機能が付いており、レーザー照射口に毛根部を近づけ処理できるので、従来よりも少ない出力で脱毛が可能です。
そのため、痛みを最大限に抑えることができます。
 
さらに、レーザーを照射するヘッドが大きいため従来の医療脱毛器に比べ施術時間は約1/3で、体へのご負担も少ないです。
 
 

レーザー脱毛後は保湿をしっかりと!!

当クリニックのレーザー脱毛は、従来よりも少ない出力で脱毛が可能な最新機器を使用しております。
ですが、やはりレーザー脱毛後はどうしてもお肌が乾燥しがちになります。
 
レーザー脱毛をした日はいつもより念入りに保湿をするようにしてくださいね。
保湿剤がなくなってしまった場合は来院時にお声かけいただくか、とり急ぎご自宅の乳液などでも結構ですので保湿は必ず行ってください。

シミ取り後、マスクで隠れる場合でも保護テープは必ず貼りましょう。

こんにちは。とりい皮膚科クリニックです。
本日はシミ取りレーザー照射後の保護テープについてです。
 
シミ取りレーザー照射後は、カサブタができ、10日~2週間程で剥がれ落ちます。
その間はお顔にカサブタが出来た状態になります。
この期間をダウンタイムと言いますが、施術箇所には保護テープを貼って過ごします。
 
最近、施術箇所がマスクで隠れるからとマスクの下には保護テープを貼っていないとの声を耳にする事があります。
これはお肌に大変良くありませんので、今すぐやめるようにしましょう。
 
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保護テープの役割

シミ取りレーザーを照射後のお肌や、かさぶたが剥がれ落ちたばかりのお肌はとてもデリケートです。
保護テープは、外部から施術箇所を保護します。
保湿剤を塗ってから貼った場合は保湿効果を保つ役割もあります。
 

マスクで隠れる部分とは?

マスクで隠れる部分にはテープを貼っていないとおっしゃる方は、マスクの下は「まわりから見えない」「外部から守られている」とお考えかもしれません。
ですがそれは大きな間違いです。
マスクの下はたしかにまわりからは見えません。ですが、外部から守られているとは考えにくいです。
 
なぜなら、ウィルス対策として推奨されている不織布マスクは白色ですので紫外線を通します。
その上、マスクは表情を動かすたびにお肌と擦れます。
つまり、保護テープを貼っていないと、マスクが動くたびに施術部に刺激を与えてしまっているのです。
 

マスクの擦れはお肌に色素沈着を引き起こす原因になります。

日常的にマスクを着用することになって随分たちますが、長時間マスクを着用される方からはお肌のトラブルもよく耳にします。
マスクとお肌が擦れたり、中の湿度が高すぎることで肌荒れを起こしてしまうのです。
 
マスクによる擦れが、外部からの刺激としてシミの原因になることもわかっています。
 
シミ取りレーザー照射後のお肌はとてもデリケートな状態です。
マスクの摩擦によって色素沈着を起こす可能性がありますので、保護テープをしっかり貼りお肌を保護するようにしましょう。